物理情報工学科の紹介

 これはKCS AdventCalendar2020 6日目の記事です。

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 こんにちは、理工学部物理情報工学科2年のPochimaruです。僕は技術的なことがなーんも書けないので、所属している物理情報工学科(以下、物情と書く)のことでも書こうと思います。書いてあることが全部正しいとは限らないので、正確なことは学科のホームページを見てください。

 

 さてまずは、物情ではどんなことを学ぶのかをざっくり説明します。

 2年生では、高校物理で出てきた「力学」と「電磁気」のうち、「電磁気」の方を重点的に学ぶというイメージです。具体的には、電磁気学電気回路電子回路です。ただ、電磁気学は大半が物C・物Dの復習で、電気回路も半分くらいは高校でやったことの復習という謎仕様により、新しいことを学んでいると感じるのは電子回路くらいでしょう。

 また、熱力学という分野も2年生でやります。これも、高校物理で出てきた熱力学をイメージしてもらえれば大丈夫です(内容は高校の時とはだいぶ違いますが)。

 数学の授業では、線形代数、複素関数、フーリエ解析・ラプラス変換・z変換を学びます。これらは、3年生で習う物理の基礎になっているようです。

 

 学年が変わって3年生では、相変わらず電磁気方面が中心ですが、結構幅広い分野を取り扱います。まず電磁気系に近そうな分野から紹介すると、量子力学物性物理学光学などを学びます。このうち、量子力学は選択必修も含めると2年秋、3年春、3年秋とずっと授業があるので長い付き合いになりそうです。

 電磁気系から遠そうな分野では、制御工学統計力学解析力学流体力学を学びます。結構幅広いですよね。

 物理系の科目に緑色の線を付けてみたのですが、学科名に「物理」とついているだけあって物理学のいろんな分野をやります。

 

 物情は学科名に「情報」も入っているので、情報系の科目も結構あります。具体的に授業名を挙げると、「デジタル基礎」(2年春)、「プログラミング基礎同演習」(2年秋)、「アルゴリズムとデータ構造」(3年秋)です。3つもあるのですよ!多いですね()

 まあ冗談はさておき授業名からは何をやるのかあまり想像つかないと思うので内容を説明すると、「デジタル基礎」は2進数などの話から始まり、演算回路(?)みたいなものを学びます。「プログラミング基礎同演習」ではPythonを楽しく学びます。「アルゴリズムとデータ構造」はまだ履修できないので分からないですが、アルゴリズムとかやるんじゃないですかね(適当)。

 情報系をより学びたい人は、お隣の電気情報工学科に入った方が良さそうな気がします。学門Bの人は情報工学科もいいですね。

 

 さてそろそろ長くなってきたので、物情の研究分野の大雑把な紹介と、他の物理系学科3つとの比較をして終わろうと思います。

 物情の研究分野は幅広くて理解しきれていませんが、大きく分けると①物性系、②量子系、③制御系に分かれる気がします。より詳しい研究内容はよく分かっていないので学科のホームページを見てください(ごめんなさい、、)。

 他の物理系学科との比較ですが、まず物理学科は理学系の学科で、物情・電情・機械は工学系の学科です。物理学科は、素粒子や宇宙の研究をしているのが他の学科には無い特徴ではないでしょうか。そして電気情報工学科は、物情とやっていることが似ていますが、先ほども言ったように物情よりは少し情報系寄りです。最後に機械工学科は、物情・電情が高校物理でいうところの「電磁気」を主に扱うのに対し、機械工学科では「力学」の方を主に扱っているイメージがあります。これを読んでいる方が1年生だったら学科分けの参考にしてください。

 

 長くなってしまいましたがこれで物情の紹介を終わろうと思います。アドベントカレンダーにこんな内容で投稿していいのかって?僕にも分かりません。というより技術的なことが何も分からなさすぎてこんなことしか書けなかったんです、ごめんなさい(´;ω;`)

 ここまで読んでいただきありがとうございました。他のアドベントカレンダーの記事も読んでみてください。技術的な話が聞けると思います。ではでは。

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Posted on: 2020年12月6日, by :