同じであるとは何か?(テスト投稿/UMU)

 

同じであるということ

同じであるということとはどういうことだろうか?

たとえば、2人でケーキを等分することを考えよう。この時、ケーキは等分されるのであるから、等分されたケーキは同じでなければならないはずである。

この等分されたケーキは、一体何を根拠に同じであるとされたのか?質量だろうか?体積だろうか?表面積、いや組成だろうか、はたまたそれらすべてであろうか?

実用上、ケーキを等分したとき、これらの物理量は同一になることはほぼないだろう。ケーキが等分されたとき、人間が等分されたと感じているものは、実際には多数の観点から見たとき等分されていないし、等分されていなくてもよいのである。人間が等分と感じればそれで良いのである。

このように、同じであるということとは、生活の中では実に曖昧である物がたくさん存在しており、ただ単に同じであるというだけでは、2つの間にどういう関係であるのかについて十分でないということが分かる。

何がどれくらい同じであるのか

前節のように、生活は同じについて非常にゆるい。しかし、工業製品や学問においてもこんなことになっているのかというと、そうではない。

近くの日曜大工屋さんで売っている同じ型番の2つの木材とっても、これは人間が見た目で同じと判断して同じものと言っているのではない。同じであるということに、明確な判定基準が存在するのである。たとえば、200mm×100mm×1000mmのように。

規格が200mm×100mm×1000mmである木材は、200mm×100mm×1000mmとなるように作られていて、これは国際的に統一された長さの単位「メートル」を基準にした長さが、同じであるということである。

では、実際にこの木材を2つ買ってきて、この木材の長さを測ってみる。

 

(以上テスト用文章)

 

 

Posted on: 2015年8月14日, by :