後輩たちに知っておいてほしいこと

これはKCS AdventCalender2021の11日目の記事です。

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こんにちは、8u+4です。進捗が無さ過ぎて技術的な記事を書けません。ただ、近いうちにVulkanについてまとめたものを書きたいなーと思ってます。

もうそろそろ卒業しますが、大学生活を振り返ってみると幾つか後悔することがあったので、戒めも兼ねて残そうと思います。

※この画像はこの話とは全く関係のない僕の推しのvです。


大学生活の流れ

細かい単位の話はおいておきます。

B1

晴れて大学生になりました。おめでとうございます。

秋学期の後半でB2以降の学科を決めます。募集人数を超過した場合はGPAで選考が行われます。よく調べて学科を選びましょう。

 

B2

B2で日吉での単位を殆ど取り切らなければなりません。各学年の進級条件の中で最も厳しいと思います。頑張りましょう。

 

B3

B3になると矢上キャンパスに通うことなります。

今までの実験の中で最もきつい実験がB3にあります(一部学科を除く)。ちなみに、学年が上がるにつれて実験レポートの評価基準は厳しくなってる気がします。頑張りましょう。

また、秋学期の半ばあたりから研究室配属が始まります。選考方法は学科によりますが、GPAを使う場合もあります。可能であれば事前に学科の先輩から選考方法を聞いておきましょう。

 

B4

※B4のスケジュールは学科・研究室によって変わるのであくまで参考程度に

B4には大学院先取り科目という制度があり、大学院の授業を自由科目として履修することができます(ただし8単位まで、制約あり)。研究室によっては半強制的に履修させられます。

並行して研究も進めていきます。「輪講発表」という読んだ論文一つについて発表する機会が7月末~8月頭にかけてあり、「卒論発表」が1月末にあります(細かい日程は学科・研究室毎に異なる)。これらの発表は似たような分野を扱っている学科の教授数名とその研究室に在籍する生徒達の前で発表することになります。

研究の流れとしては

  • (B3)2~3月にかけてゼミで基礎知識を勉強
  • 4~6月にかけて研究する分野の決定・調査
  • 7~8月上旬にかけて輪講発表の準備・発表
  • 8月下旬~1月にかけて卒論の為の調査・研究、卒論の執筆、卒論発表の準備・発表

となっています。この中には書いていませんが、ゼミで発表したり学会に参加したりもします。ただし、優秀な生徒はこれに限らず、ジャーナルを投稿するそうです。

さらに、6~8月には院試(もしくは就活)があります。内部院試は、6月試験(面接なし)、6月試験(面接あり)、8月試験(面接+筆記試験)の3種類に分けられます。詳しいボーダーはわかりませんが、学科内のGPA順で3等分して割り振られるという噂があります。


4年間を振り返ってみて思うこと

余裕があるのは1,2年の間

※あくまでB3,4と比較してという意味です。楽だとは言いません。

B3,4になると授業以外に、研究室配属、研究、院試(就活)といったやらなければいけない要素が増えます。B1,2の間は授業をこなしていれば取りあえずは進学できますし、実験の単位もB3のものと比較すると取りやすいと思います。

研究や院試(就活)の準備、バイト、インターン、サークル活動、独学などをしましょう。外部への院試を考えている場合はTOEIC, TOEFLの受験もしておくといいと思います。

また、取り切れなかった単位を上の学年なってから取ろうという考えは甘いです。特にB3,4への進級条件に引っかかって留年する人はかなりいます。未来の自分に託さずに今の自分を追い込みましょう。

 

卒業単位(B4での必修を除く)はB4進学時点で取っておきたかった

B4になると、ゼミと研究、院試(or就活)、先取り授業(内部院試のみ)を並行して行うことになります。ここに卒業単位が加わるとかなり厳しくなります。

特に内部院試で8月院試に回された場合、7月に院試の勉強と輪講発表の準備、春学期期末試験が同時に襲ってきます(研究室の同期が一人これで倒れて休学してしまいました…)。

 

研究室は早めに調べておくべきだった

自分や周りの人がそうでしたが、自分の研究への適性がないことに気が付いた頃には外部院試や就活が手遅れになっているパターンが多いです。実際に研究しないと分からないこともありますが、調べないよりはましです。

大学のカリキュラム上では調べる機会は殆ど与えられないので能動的に動くことが大事です。B3の秋学期の頭に動くといいかもしれないです。ただし、教授に聞いても配属説明会まで待てと言われますし、配属説明会では研究室の良いところしか分からないので、研究室の先輩や学科の先輩と話して雰囲気や評判などを調べましょう。

ネット上で調べる場合、研究室のサイトを見るのも大事ですが、その研究室の生徒が書いた論文を読むとより具体的な研究内容を知れて、分野的適正を見極めるのに役立つと思います。

気になる研究室の教授の授業を受けるのもありですが、教授は研究室に入ると豹変する(したように見える)場合があります。うちはそうでした。

 

GPAは正義

学科配属、研究室配属、内部院試をはじめとした主に学内で選考が行われる場合に使われます。前述した8月院試に回された場合の地獄に合わない為にも上げておきましょう。

 

授業で情報系について学べない

※あくまで個人の意見です。

少なくとも弊学科の情報系の授業はゴミです。KCSの人ならだれでも知っているようなことしか扱いません。情報工学科の授業も聞くところによるとゴミらしいです。

独学しましょう。

 

 


まとめ

要約すると、情報を早めに入手して先手を打ちましょうということです。この記事が少しでもそんな情報になっていれば幸いです。

あと推しを作りましょう。推しはすべてを浄化します。

Posted on: 2021年12月11日, by : 8u+4
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