MMD実写合成~その4~足元を魅せよう

全然関係ない話なんですが、「KCS」でぐぐったときのKCSのページよりも「MMD実写合成」でぐぐったこの記事の方が上位に来てて割かしビックリしてかなり責任感じています。

で、本題です。前回のを見てない方はまずそちらからの方が話の流れがわかりやすいかとこの記事のシリーズ一覧は記事の一番下にあるタグから見れば見れるはずです。

正直なところ前回までは技術的な分野の話は一切しておらず、これからもMMD技術的な話はしないつもりですが、これからは実写合成というテーマの元「どうすれば実写っぽくなるか」という点をみなさんと共有していきたいと思います。まぁ、ほとんどが僕の考えたアイデアとかでなくネットで拾ってきた情報なのですが…。

それで、今回は「足元を魅せよう」というお題で進めます。要は影をだそうってことです。 まずこちらを見比べてください。 小さくて差がわかんないのでクリックで拡大してください。

影なし 影あり

MMDでも普通の黒い影なら出せますが、このように映ったような感じの影の出力には働く床こと「WorkingFloor」(リンク先でダウンロードできます)を使います。今回もそれを使ってます。

ちょっとあまりに細かいところなのでわかりにくいかもしれませんが、足元を見るとミクの影が写っているのがわかります。右側の方が影があってよりそこにいる感じがあります。 よく考えてみればこれは当たり前のことです。なぜなら「現実の世界になんか影響与えてる」->「現実世界にいる」という思考がめぐるのはどこも不思議でないからです。

実際には今回の写真には影以外にもいろいろ弄ってはいるんですが影以外の特性はどちらも共通です。さらに欲を言えば影をぼかすなどの処理をしたいところですが正直このくらいの濃さだとあまり効果がありません。

MMDではなくてaviutlという動画編集ソフトを使って適当にぼかしてみたのですが 結果は散々でした。合成するときにいろいろ風合いを損ねてしまったようです。しかも、足元はぼけてるって言うより消えてる。 そんなこんなで自分でも言ってみたところで結局できてないというダメダメ度。

で、今更感が否めませんが、この「足元を魅せる」っていう考え方は別に僕が最初に言い始めた訳がなく、事実多くの方が実写合成をする上で重要と位置付けているようです。

1に影をつける。
2にごまかす。(゚д゚)! です。

ごまかすっていうのはもうどうにもならん時はそもそも足元が映らないように工夫するということです。

<これでOKちゃうん?

足元がなければ人間が勝手に妄想してくれるので楽でいいですがちょい構図が制限されます。さらに言うなら、多少なりとも合成画像としての質の上限は足元を入れる場合の方に軍配が上がりそうです。

最後になりましたが、今回使ったMMEのクレジットを込めた紹介をさせていただいて終わりにします。 詳細については後日語りましょうかね?

PanelLitght(http://www.nicovideo.jp/watch/sm19123817)そぼろ様

SSAO(http://www.nicovideo.jp/watch/sm13796840)mqdl様

ExcellentShadow(http://www.nicovideo.jp/watch/sm19123817)そぼろ様

dAdultshader((´・ω・`)改造dAdultsShader 15.ぬる肌 – 新肌質201502CGⅣ) (http://www.nicovideo.jp/watch/sm25514069)ドゥドゥ様

それではまた

Posted on: 2015年10月30日, by : Inten

1 thought on “MMD実写合成~その4~足元を魅せよう

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