Blender Driverでの補正ShapeKey自動化
やっはろー チョコです。夏はやはりカレーですね。
まず、先週にこのモデルを作りました。大好評(?)だったのでこれに沿って記事書きます。
フルモデルはこちら。マスコットは気にしないでください。
では、目蓋のアニメーションを付けましょう。ボーンはめんどくさいのでShapeKeyを使います。
おや。うまくいきませんね。そりゃそうだ。目は|ではなくて)ですからね。ShapeKeyはあくまで頂点を直線にしか動かせないから。
じゃああ、頂点を前に伸ばす補正ShapeKeyを付けます。
髪は邪魔で消えてもらいました。
きれいになりました。しかし、アニメーションを付けるときにいちいち補正を調整したくないですね。
ここでDriverの出番。Driverというのは
とあるデータ → [おまじない] → アウトプット
のことです。
補正Shapekey(長ぇーな。以下はホシェと呼ぶ)の値に右クリック→Add Driver
そしてGraph Editor タブを開き、F-CurveをDriversに変更します。
NツールバーでDrivers がありますね。ここをいじります。まず、Typeをsum values にし、Propをインプットデータのタイプにする(この場合、BlinkのShapeKeyの値なので、Keyですね)。
ここで、RNAを求められる。何ぞや。インプットデータの値を右クリックし、Copy Data Pathを押すと、RNAが得られますよ。これをCtrl-Vします。
そして、グラフをいじります。「アウトプット」Y=f(「インプット」X)なんですね。簡単ですね(簡単ではなかった)。
できました。。。と言いたいところだが、グラフのX軸は整数しか扱えない(ShapeKeyは0から1です)。その間の値がいじれないです。くそです。どうしましょう。
こうなったら、ほかの(0から10か100の)値でBlinkとホシェを操作してしまおう。CustomPropertyのことです。Blenderのオブジェクト設定の一番下で必ずある謎のタブ。ここに一個追加します。
↑の操作のやり直しです。書くのがめんどくさいので、分かったと信じましょう。ただ、Custom PropertyのDriverでのPropは、そのPropertyが存在するタブのタイプです。例えば、私はShapeKeyのタブ(Mesh)でやったので、MeshをPropにしました。(アイコンが同じければよい)
完成です。これで1つの値をいじれば、全部やってくれます。わーい。
役に立てるとうれしいです。
ではでは。
Posted on: 2016年7月8日, by : chokopan